建設現場でよく見かける花のように上に向かって開いた青いヤツ。上から物がおちても、地上までの落下をくい止めるために、足場から空に向けて突きだした仮設の防護装置で、見た目どおり「朝顔(アサガオ)」と呼ばれています。これまで建設業界に縁のなかった私は、実は、はじめてこの名前を知りました。
プロモーションの依頼を受けた会社さんの製品は、重さは従来品の半分。部材点数も半分。設置時間も半分ですみます。材質が「シート+アルミ」だから女性でもラクに持てて、取り付け簡単。仮設工業会が定める新落下試験基準をいちはやくクリアするなど、高い安全性が自慢です。
この“次世代朝顔”を開発した「ジャストビギン」という会社さんには、私たちP×Aメンバーそれぞれのスキルを統合して、全体最適な提案をさせていただいています。まずは、企業としての信頼を構築するためにVIの確立から始め、名刺や封筒、カタログ、ホームページといった営業ツールをすべて一新しました。また、製品ネーミングによるブランディングや知財マネジメントも助言させていただいています。さらに現在は、ユーザーであるゼネコンさんや製品をストックしていただけるレンタル会社さんを探索したり…。クライアントとユーザーをがっちり結ぶ商流の開発も進めています。
ホームページについて付け加えますと、足場を組み立てる職人さんたちがその手順を現場でも確認できるよう、スマートフォン対応にしています。今後は、その手順を写真解説ではなく、「3D動画」にして、これからどんどん増えていくと思われる外国人作業者の方にも、言葉の壁なく一目で理解していただけるようブラッシュアップしていく予定です。
建設現場の「欲しい」をカタチにしたアルミ軽量シート朝顔「楽美(らくび)」。ぜひ一度、検索してみてください。